ビブリオバトルとは、2007年に京都大学で考案された競技書評スタイルで、小学生から大人まで、だれでも楽しめる本の紹介ゲームです。ひとり5分間で本の魅力を紹介し、最後にみんなで「どの本を一番読みたくなったか?」で「チャンプ本」を決めます。
本との偶然の出会いだけでなく、本を通じて人を知り、人を通じて本を知るという、コミュニケーションのゲームでもあります。
春日市民図書館では、2012年以来、だれでも参加できる催しとして、定期的に開催しています。
平成30年8月19日(日)
第21回ビブリオバトル(エントリー本全リスト20180819)(PDF:534KB)
A しっぽをなくしたイルカ(岩貞るみこ/著 加藤文雄/写真 講談社 )
イルカのフジが、ハイジャンプをするところ。
<チャンプ本>
B サラの鍵(タチアナ・ド・ロネ/著 高見浩/訳 新潮社)
真実を求める姿に心を打たれる。過去未来を変えることはできないが、未来は変えられる。多くの人々に読んで欲しいです。
C ねこは青、子ねこは黄緑(パトリシア・リン・ダフィー/著 石田理恵/訳 早川書房 )
「共感覚」知ってますか?色つきの文字を見ることができる人。音の色を見ることができる人。新しい世界がみつかるかも知れません。
D ぼくはここにいる(さなともこ/著 かみやしん/絵 講談社)
学校でいじめられて苦しんでいる14才のボクが、関西弁を話す見えない星との出会いで、素直になって元気になっていく話です。関西弁で話す星の話がすばらしく目の前がすかっと明るくなります。挿絵もステキです。
E 47都道府県 女ひとりで行ってみよう(益田ミリ/著 幻冬舎)
47都道府県のことが、ゆるーいエッセイと4コママンガで楽しめます。旅には人それぞれの楽しみ方があるんだなぁ~。