市からのお知らせ 2017年6月号より
最近、本の読みかたや選びかたを説いた「読書術」の本が、ひとつのジャンルとして多く出版されるようになってきました。せっかく本を読むなら、できるだけ効果的に学びたい、楽しみたいと考えるひとが多くなってきたからでしょうか。近刊のなかから、よく読まれているものをご紹介します。
坪井賢一/著 洋泉社 019.1/ツ【棚60】
ここで紹介されているのは徹底して効率性にこだわった読書術。情報源である本の探しかたと、そのインプットである本の読みかたの両方を効率化すれば劇的に時間が短縮できる。良い本を見抜くポイントや道具を使った方法など「その手があったか」という、元『週刊ダイヤモンド』編集長秘伝の読書テクニックです。
池上彰・佐藤優/著 東洋経済新報社 002.7/イ【棚60】
大活躍中のふたりの著者のように世の中を読み解けるようになるには、情報をどのようにインプットすればよいのか。書籍、雑誌、新聞だけでなくネットの使いかたやSNSとの付き合いかたまで、プロのスキルが公開されています。「人から情報を得る7つの極意」も参考になります。
齋藤孝/著 KADOKAWA 019.1/サ【棚60】
テクニックばかりでなく、読書という営みを自身の成長や社会生活にどう活かすのかが説かれ、読書に対するモチベーションが上がります。一方で「他人の10倍速く読み、100倍深く理解する」齋藤メソッドを実践すれば、こなせる仕事量が倍増する!?「社会人が読んでおくべき50冊リスト」も役立ちますよ。
※ホームページ内で使用する本の表紙写真は、出版社の許諾を得て使用しています。