2019年度より、市報への掲載が奇数月のみとなったため、
今後「時の話題」ページの更新は2ヶ月に1度です。
市からのお知らせ 2019年11月号より
11月は、錦秋から霜降る月へ、季節の彩りが短い間に移り変わります。人々は一年の実りを喜び、長い冬の準備を始めます。街ではクリスマスに向けてイルミネーションが点灯し、冬のイベントを前に賑わいを見せ始めます。今回は11月をより楽しむための、おすすめの3冊をご紹介します。
加藤迪男/編 日本地域社会研究所
11月11日が「下駄の日」、「ポッキー・プリッツの日」はしっくりきますね。では「アパート記念日」や「紅茶の日」が11月にあるのはなぜ?暮らしに密着した記念日について、その成り立ちや歴史の背景などにも触れられて楽しめる一冊です。「今日は何の日か知っている?」と、つい話してみたくなります。
浜崎貞弘/著 農山漁村文化協会
晩秋の日本の農村の原風景に、たわわに熟した柿の実と紅葉した照葉を記憶している方も多いのではないでしょうか。本書では食用としての柿の実や葉の調理法から、柿渋染めの布など、昔から身近に有る柿の魅力が紹介されています。11月は柿の旬、栄養価の高い柿をおいしく食べて、寒い冬に備えましょう。
秋吉理香子/著 小学館
バレエの演目「ジゼル」。東京グランド・バレエ団で、とある事件からタブーとされてきた「ジゼル」が、創立15周年の記念公演の演目に決定し、如月花音は準主役に選ばれます。ところが「ジゼル」の公演が決まってから、バレエ団では不可解な事件が起こり始め・・・。秋の夜長におすすめのミステリー作品です。
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