2019年度より、市報への掲載が奇数月のみとなったため、
今後「時の話題」ページの更新は2ヶ月に1度です。
市からのお知らせ 2019年3月号より
星降る夏の夜、黄色や赤に染まった秋の紅葉、冬には音も無く降り積もる雪。そして百の花が咲き誇る春。移ろう季節は様々に景色を変え、私達の毎日を彩ってくれます。風の匂いに春を感じる3月。桜開花の知らせはまだ少し先ですが、まずは図書館で春を探してみませんか。
森田敏隆/著 光村推古書院
春といえばやはり桜。2月に満開になる緋寒桜、おなじみのソメイヨシノ、春と秋に咲く四季桜。本書をはじめて手に取った時にこんなにたくさんの種類があるのかと驚かされました。夕焼けに鮮やかに映える桜、ただただ見事な枝垂れ桜など、ページをめくるたびに様々な桜の表情を楽しめる一冊です。
葉菜桜花子/著 扶養社
可愛らしい表紙に惹かれて思わず手に取った本。色とりどりの花びらをあしらった美しいイラストに花言葉が添えてあります。使われている花や草は萎れたり散ったりしたものだそうですが、イラストと合わせる事で美しく鮮やかに甦っています。ガーベラ、ミモザ、水仙・・ずっと見ていたくなる本です。
重松清/著 扶桑社
3月11日、今年もまもなくこの日をむかえます。この本は東日本大震災をテーマにした7つのお話の短編集です。
あたりまえに来る明日、大切な人たちが元気なこと。この何気ない毎日に感謝して過ごそうと改めて強く思います。
『冬を越えたあとに待つ春をまた思う。次の春も、また次の春も』
※ホームページ内で使用する本の表紙写真は、出版社の許諾を得て使用しています。