図書館に新しく入った布絵本やエプロンシアター等のおすすめを紹介します。
昔、のどかな春日という村に伯賢さんという大男がいました。力が強くてよく働き、人の倍も仕事をしていました。そのうえ、知恵のある人だったので、村の人たちからも親しまれていました。そんな伯賢さんのお話を2つ紹介します
「縄をなう」
ある日、伯賢さんは庄屋さんから「明日の朝までに、縄ば二束のうて、小屋に入れといてくれ」と頼まれます。夜通し縄をない続けたので、山のような縄束ができました。ところが縄束が大きすぎて小屋に入りません。伯賢さんはどうしたでしょうか?
「弁当が働く」
伯賢さんは人の倍働くので、仕事に行く時は、庄屋さんの家で特大の弁当箱に山盛りに飯をつめてもらっていました。ところが、庄屋さんが村人に「伯賢が働いているのではなく弁当が働いている」と言っているのを聞いた伯賢さんはどうしたでしょうか?