ビブリオバトルとは、2007年に京都大学で考案された競技書評スタイルで、小学生から大人まで、だれでも楽しめる本の紹介ゲームです。ひとり5分間で本の魅力を紹介し、最後にみんなで「どの本を一番読みたくなったか?」で「チャンプ本」を決めます。
本との偶然の出会いだけでなく、本を通じて人を知り、人を通じて本を知るという、コミュニケーションのゲームでもあります。
春日市民図書館では、2012年以来、だれでも参加できる催しとして、定期的に開催しています。
平成30年5月12日(日)
第20回ビブリオバトル(エントリー本全リスト20180512)(PDF:211KB)
A『読んでいない本について堂々と語る方法』(ピエール・バイヤール/著 筑摩書房 )
B『キネマの神様』(原田 マハ/著 文芸春秋)
この本を読むと映画館に行きたくなる。日頃話さない父親に会いたくなる。なんであれ、好きなことを思いきりやってみたくなる。心がほっこり温まる物語です。
C『痺れる』 (沼田まほかる/著 光文社)
日常に潜む落とし穴。卓越した世界観で描く、珠玉の「痺れる」短編集です。
D『日本文学全集09 平家物語』(池澤 夏樹/著 河出書房新社)
「諸行無常の響き」の中を泣いたり笑ったり戦ったりしながら、懸命に生きた人々の物語です。