新着本のなかから、司書のおすすめ本を3冊ご紹介します。
市報かすが 2024年1月15日号より
加藤超也/著 主婦の友社
せわしない年末年始の疲れ、溜まっていませんか?医食同源、バランスのとれた食で体を整えましょう。プロサッカー選手の専属シェフとして腕を振るってきた著者が、継続して食べることで体が超回復するレシピを紹介します。難しい手順は除き身近な食材で作れるよう工夫されているので、料理初心者でも挑戦しやすいです。
森弘子/著 海鳥社
戦後まもない昭和21年に老舗菓舗の娘として生まれ、博多の復興とともに生きてきた著者。商家のしきたり、伝統的な食文化、祭りの起源とその変化など街の移り変わりを書き留めたエッセイです。「のぼせもん」や「オキュウト」という言葉にピンとくる方もこない方も、豊富な写真を見ながら博多の歴史を感じる事ができます。
ドナルド・J.ラロッカ/著 エクスナレッジ
メトロポリタン美術館が誇る武器・甲冑部門のコレクションを中心に、中世から17世紀までの西洋甲冑を圧巻のビジュアルで解説します。日本の鎧と同様に、実用的なものからため息が出るような美しい装飾のものまで多種多様。物語に登場する騎士やアーサー王伝説などを思い起こしながら、光り輝く甲冑を堪能しませんか。
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