本の紹介

司書のおすすめ　2024年5月号

新着本のなかから、司書のおすすめ本を3冊ご紹介します。
市報かすが　2024年5月15日号より

～司書のおすすめ～

『図解眠れなくなるほど面白い炭水化物の話』

山田悟／著　日本文芸社
摂り過ぎても不足してもよくないと言われ、適量が難しい炭水化物について解説します。ダイエット中に食べるならどっち、など章の間にはクイズが挟まっており、楽しく読み進めながら知識を得ることができます。炭水化物を正しく知り、食事に少しの工夫を取り入れて、美味しく食べて挫折しない健康的な食生活を目指しましょう。

『ある日突然、子どもに「自分の部屋が欲しい!」と言われたら』

マルサイ／著　主婦と生活社
静かな環境で集中して勉強したい、趣味に没頭できる空間を持ちたい。きっかけは人それぞれでしょうが、１人部屋が欲しい、という子どもの意思表示には成長を感じるもの。応えてあげたいけれど物理的に不可能、という悩める家族をお助けする1冊です。物の置場やその用途を見直して、個室っぽい空間づくりに挑戦してみませんか。

『悩んでも迷っても道はひとつ』

村上一枝／著　小学館
48歳で小児歯科の開業医を辞して、人を助けるために世界最貧国といわれる西アフリカのマリ共和国へ単身渡航。目指すのは、支援対象である人々が支援に頼らない自立した生活を送ること。識字率を向上させたり、安心して出産できる仕組みをつくったり、現地の人々を育てていく著者の破天荒なボランティア人生を綴ります。

※ホームページ内で使用する本の表紙写真は、出版社の許諾を得て使用しています。

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