ビブリオバトルとは、2007年に京都大学で考案された競技書評スタイルで、小学生から大人まで、だれでも楽しめる本の紹介ゲームです。ひとり5分間で本の魅力を紹介し、最後にみんなで「どの本を一番読みたくなったか?」で「チャンプ本」を決めます。
本との偶然の出会いだけでなく、本を通じて人を知り、人を通じて本を知るという、コミュニケーションのゲームでもあります。
春日市民図書館では、2012年以来、だれでも参加できる催しとして、定期的に開催しています。
平成29年11月12日(日)
エントリー本(PDF:229KB)
『ジャン・クリストフ』(ロマン・ローラン/作 豊島与志雄/訳 岩波文庫)
私がこれまで読んだ本の中で一番好きな作品です。
『100歳の少年と12通の手紙』(エリック=エマニュエル・シュミット/著 阪田由美子/訳 河出書房新社)
①小学校高学年くらいから読めること。
②あまり知られていないが心打つ作品であること。
③人生の岐路に立った時、考える糧になること。
映画と原作のあるものから選んでみました。奥付も含めて115頁。1時間位で読めます。
『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治/作 小林敏也/画 パロル舎)
大人になってあらためて読む「銀河鉄道の夜」としてふさわしい一冊です。
小林敏也さんのスクラッチ画の挿絵にド肝をぬかれますよ。
『日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか』(ケント・ギルバート・石平/著 徳間書店)
対談形式で読みやすく内容も充実しています。
一読の価値がありますよ。
『学問』(山田詠美/著 新潮文庫)
「私ねえ、欲望に忠実なの。愛弟子と言ってもいいね」。
なぜ『学問』というタイトルなのかも気になるところです。