町の姿はだんだん変っていくけど、さむい冬もあたたかい春も、山も川も、ずっと変らないでそこにいる。
むかしから、ひとはまわりの自然とうまくつきあってくらしてきたんだね。
※【 】の数字は本がある棚の番号です。
榎本好宏ほか/監修 学研 J451マ【棚14】
お正月がおわったら、七草がゆに成人式。一年でいちばん寒い大寒の日を過ぎたら、どこからか春一番が。鬼はそと、梅にうぐいす、ももの節句、そしてひらひら桜の花びら。いまもむかしも変わらない季節を探して外に出てみよう。この本がきっと役にたつよ。
本間昇/作 伊藤展安/編 岩崎書店 J210ホ【棚7】
おじいちゃんやおばあちゃんが子どもだったとき、ここ春日にも田んぼや野山がいっぱい広 がっていた。そのころは、みんなどんなふうにくらしていたのかな。100年の間に、鉄道ができ、自動車が走って住む人が増え、だんだんビルやマンションが並ぶいまの町の姿に。変わったもの、変わってないもの、いったい何だろう。
今給黎靖子/作 長坂えり子/絵 葦書房 J291イ【棚13】
いまから360 年前、須玖の村にくらしていた新兵衛。おとなといっしょに田んぼを耕し、麦を刈って一生懸命働いた。宝満山にのぼって村を眺めると「やっぱり筑紫の国は大きいな」。でも須玖には川がなくて、水が少ないからみんな困っている。「白水大池の堤防を大きくして水を引けるようにしたら…」。力をあわせて大工事をやりぬいた、若きリーダー新兵衛の物語。
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